重度障害者でもアスリートを目指せる!!電動車椅子サッカーの魅力とは

電動車椅子サッカーはマイナーな競技!?

皆さんこんにちは! NiShi-kunです。電動車椅子サッカーというスポーツをご存じでしょうか。なんだそりゃ?と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、その名の通り、電動車椅子で行うサッカーのことです(笑)競技人口が約250人というマイナーな競技なのですが、電動車椅子サッカーという競技、とっても魅力的なスポーツなんです。

電動車椅子サッカーってどんなスポーツ?

電動車椅子サッカーって何?っていう人もいるかと思いますので、ご紹介。電動車椅子サッカーとは、電動車椅子にボールを蹴るためのバンパーを取り付けて行うサッカーです。場所は体育館で行い、4人対4人で戦います。国籍、性別、年齢問わず、障がい種別は様々で、筋ジストロフィー、脳性麻痺、脊髄損傷などの障がい者が活躍しています。カテゴリは二つあり、最高スピードが時速6kmのパワフル6と最高スピードが時速10kmのマックス10の二種類です。全国に約30チームほど存在し、年に一度開催される全国大会「パワーチェアーフットボールチャンピオンシップジャパン」があります。世界各地で競技が行われ、国際大会も存在します。

人に生きがいを与えてくれる素晴らしいスポーツ

電動車椅子サッカーの魅力は、なんといっても重度障がい者でも活躍ができるということです。スポーツって自分の体を動かす競技が多いですが、電動車椅子サッカーは、車椅子を手元にあるジョイスティックと呼ばれるコントローラーで操作します。なので、筋ジストロフィーやSMAなど、体を使うことが苦手な人だったとしても、手さえ動かせることができれば良いんです。「本当はスポーツがしたいのに、自分の病気や障害であきらめていた」という人にはもってこいだと思います。実際、「電動車椅子サッカーのおかげで人生に生きがいを持つことができた」という人は大勢います!

重度障がいでも真剣勝負ができる

実は私もその一人でして、電動車椅子サッカーを始めて3年になります。もともとスポーツが好きで子供の頃からスポーツが大好きでした。でも、こんな病気ですから自分がプレーするのでhなく、観戦がほとんどでした。学生時代の休み時間にグラウンドに遊びに行く友達を見て、悲しい気持ちになることもしょっちゅうでした。高校時代には、車椅子バスケの見学をしたこともありました。筋ジストロフィーの私でもできるんじゃないかと。しかし、車椅子競技と言えど、車椅子バスケも筋力を必要とするスポーツでした。そんな中、電動車椅子サッカーと出会います。「車椅子でサッカー?」「浮き球のないサッカーなんて面白いのかな?」そんな疑問を抱きながら見学に行きました。観るだけだろうと思っていたのですが、早速、電動車椅子に乗せてくれました。乗った瞬間、面白くないだろうと思っていた私の考えが180度変わりました。「電動車椅子の操作がめちゃくちゃ難しい!その上、ボールを扱うなんてとてもじゃない!なんだこの難しいスポーツは!」と感じました。それに、一番驚いたのは、「電動車椅子サッカーの選手がとにかく一生懸命!!」なんです。ただの余暇の延長なんかではなく年に1回の大会での優勝を目指し、真剣に話し合い、勝ちに行く姿を目の当たりにしました。それを見て、私もその競技に参加し、真剣勝負を挑みたい。そう思うようになりました。これといった目標が無かった私の人生に、光が差したような感覚でした。

少し話が長くなりましたが、電動車椅子サッカーはマイナーな競技ですが、人に生きがいを与えてくれる素晴らしい競技です。Youtubeなどで電動車椅子サッカーに関する動画も多数配信されていますので、ぜひ観てみてくださいね!

にしくんのイメージ画像

Nishi-kun

出生時に先天性の病、進行性筋萎縮症(筋ジストロフィー)ベッカー型と診断される。普段は電動アシスト車椅子を乗り回し、自動車も手動で運転できるよう改造しあちこちを旅する旅好き人間。

趣味
映画鑑賞 好きな映画は「リアルスティール」
好きなアーティスト 「King gnu」
好きなスポーツ 電動車椅子サッカープレーヤー(普通のサッカーも大好きです)